ランニングシューズ選びのポイントは、自分の足の形に合っているかどうかです。
足のつま先からカカトまでの足の長さだけでなく足の幅にも注意して、クッション性のあるシューズを選ぶことが大切です。
ランニングの目的がダイエットのためならクッション性に優れたものが最適!?
ランニングシューズはタイムを競うことが計算された機能になっており、かなり軽量化されています。
一方、初心者がメタボ解消やダイエットのために履くシューズは、足に負担をかけないようにクッション性が重視されています。
このような初心者用のシューズをランニングシューズと呼ばずジョギングシューズとして販売しているお店もあります。
厳密な区別はありませんが、初心者がランニング上級者が履くシューズを選ぶと、ひざを痛めやすかったり、ケガの原因になってしまうことがあります。
そのため、初心者がシューズを選ぶ場合は、ソールの厚さが2㎝以上あるもので極端に軽いものよりもある程度重量がある方が、体がブレずに走れます。
ランニングシューズの特性として、軽くなるにつれてクッション性はなくなります。
ただ、シューズ選びに絶対ということはなく、初心者でも軽量タイプが合う人もあるのでフイット感を大切にしましょう。
自分の足の形を知る
人の足の形は実にさまざまなので、自分の足が横に広いのか、足の甲が高いのか、親指が出ているのか、人指し指が出ているのかなどをチェックしておく必要があります。
「ダイエットのために本気で走ろう」と決心して、シューズを買っていざ履いて走ると、マメができたり爪が痛かったりしたのではモチベーションが下がってしまいます。
購入する際には、お店で足の長さや横幅の広さを計ってもらい、自分の足の形にフイットしたものを探すようにしましょう。
足の形について
足の親指と人差し指の長さが同じで、幅が広い足をスクエア型といいます。
足の親指が一番長くてだんだん細くなるのをエジプト型といいます。
また、人差し指が一番長いのがギリシャ型です。
専門店で、知識のある担当者に適切なアドバイスをしてもらい、自分の足にぴったりフィットしたシューズを選びましょう。
同じサイズでもメーカーによって違うので、いくつか試し履きをして納得のいくものを購入することが、ランニングを持続させるコツとも言えます。
筋肉をつけよう!
自分に合ったシューズが決まったら、走る前に準備運動をしっかりして、できる限りケガやひざなどへのリスクを減らしましょう。
ダイエット目的の初心者なら、いきなりハードなランニングではなくウオーキングやジョギングからはじめて、筋肉をつけてからランニングに移行するとよいでしょう。
美しく痩せるには、脂肪を燃焼させる必要がありますが、水分制限や食事制限では体重が減っても脂肪は減りません。
ウオーキング、ジョギング、ランニングはどれも有酸素運動でダイエットには効果的なスポーツです。
効率よくキレイに痩せるには平行して、下半身に筋肉をつけるスクワットや腹筋などをするとよいでしょう。
まとめ
ダイエットが目的でランニングをするときに使用するシューズは、ソールの厚さがある程度あり、ランニング上級者が履く超軽量タイプのものでなく、やや重量感のあるものが適しています。
タイムを競うための機能を兼ね揃えたシューズよりも、安全性を重視した機能のシューズを選び、まずは脚に筋肉をつけ、徐々にレベルアップをしていきましょう。
「気が付いたら痩せていた」というのが理想です。早く痩せようといきなりハードなランニングを始めるのは脚や心臓にも大きな負担がかかるので、自分の体と相談しながら走りましょう。